プラスチックレンズの切削加工には、主に5つのメリットがあります。

1. 高精度な加工

切削加工では、研磨加工に比べて形状精度が高く、設計通りのレンズを作製できます。更に当社の高精度切削加工では一般の切削加工では不可能な精度の領域を実現します。

特に、非球面レンズや自由曲面レンズなど、複雑な形状のレンズを高精度に加工できます。

近年では、超精密加工技術の進歩により、切削加工のみで鏡面に近い表面粗さ(透明度)を実現できるようになりました。

2. “金型が不要”による短納期・低コスト化

“金型が不要”なため、試作や多品種少量生産に最適です。

金型製作の時間がかからないため、短納期でレンズを入手できます。

金型費用がかからないため、コストを抑えられます。

3. 設計自由度の高さ

切削加工は、光学面の変更だけではなく、ボスやフランジ等を一体化するなどの設計に柔軟に対応できます。

試作段階で設計変更を繰り返す場合に、金型を修正する必要がないため、時間とコストを削減できます。

4. 多様な材料に対応

アクリル、ポリカーボネート、ゼオネックス、アペル、ユピゼータ、OKPなど、様々なプラスチック材料を加工できます。

光学特性や温度特性や機械特性など、用途に合わせた材料を選択できます。

5. 機能性付与

切削加工と組み合わせることで、レンズに様々な機能性を付与できます。

例えば、レンズ表面に微細なパターンを形成することで、光の拡散や集光を制御できます。

真空蒸着(ミラーコートやARコート)など、切削加工後のレンズへの加工も対応できます。

具体的な活用例

試作レンズの製作

多品種少量生産 (実機用)

非球面レンズ、自由曲面レンズの製作

光学機器、医療機器、照明機器、自動車用レンズ

など様々な精度や配光の正確さを求められる分野で使用されるレンズの製作においてこれらのメリットにより、プラスチックレンズの切削加工は、様々な分野で活用されています。